2017年07月05日

中つ国ミニチュアゲーム 追加ルール公式発表!:その2

はようございます、閣下。アド公です。やっぱ『ストロングホールド』は、日本語吹替版がイイよね

さて、今日は昨日の続き、中つ国ミニチュアゲームの邪悪側新ルールについて解説しましょう。

昨日も書きましたが、コレは9月開催のゲームズ・ワークショップ主催イベント Throne of Skulls 向けに発表されたモノ。主として『THERE AND BACK AGAIN』サプリメント以前のアーミーに、単一のアーミーリストのみから編成された際の「アーミーボーナス」を与えることを目的としていますが、リストそのものも大きな変更を加えられています。

ただし、これらはあくまでテスト実装であり、トーナメントのあとにはプレイヤーからのフィードバックを求めるそう。つまり、以下の記述がそのまま来年発売の新ルールブックにも反映されるとは限りませんので、その点お含みおきを。むしろ新ルールブックにおける各アーミーの方向性を予測する手がかりとして、読んでくだされば幸いです。

それじゃ、いってみましょうか!



バラド=ドゥア

構成員
冥王サウロン、アングマールの魔王、ナズグル、シェロブ、オークの隊長、オークのまじない師、オークの親方、オークの太鼓叩き、黒きヌメノール人の大将、モルドールのトロルの首領、オークの戦士、オークの追跡者、狼乗り、黒きヌメノール人、モルグルの騎士、モルドールのトロル、モルドールの攻城弓、モルドールの投石器

アーミーボーナス:“The power of the Ring could not be undone”
すべての兵は各戦闘で、人数に劣る敵に対してのダメージロールに+1のボーナスを得る。

短評
ソースブックまるごと1冊ぶんという長大なアーミーリストを誇っていたモルドールは、2つの分割。うち1つがこのバラド=ドゥアで、御目様その人があらせられる唯一のアーミーとなっています。そのぶん他の兵科は選択肢が狭く、魔王以外の名前つきナズグルや、エリート兵の多くもリストに入っていません。サウロンさまのミニチュアはダゴルラドの合戦仕様なので、第2紀末の成熟していないモルドール軍がコンセプトなのかもですね。

とはいえアーミーボーナスは、まさにこの軍勢に打ってつけ。ベーシックなヤツばかりのザコ兵はポイントも安いので敵に群がりやすく、数の利をそのまま力に変えることができます。ぶっちゃけポイントがクソ高い御目様を入れずに数増やしたほうが強い勢いですが、そこはロマンと相談だ!(^^)



アングマール

構成員
アングマールの魔王、けがれ、ドゥイメルライク、アルノールの“おぞけ”グラバール、トロルの首領ブフルドゥル、陰、塚人、アングマールのオークの隊長、アングマールのオークのまじない師、野生ワーグの頭、アングマールのオークの戦士、アングマールの狼乗り、岩穴トロル、幽霊

アーミーボーナス:“If that fell kingdom should rise again, Rivendell, Lórien, The Shire, even Gondor itself shall fall”
種別が(精霊)のヒーローから3mv以内にいるアングマールのオークは「怯え」を得る。

短評
イヤらしさでは並ぶものがない魔王軍のアーミーリストは、オークの追跡者が落ちた以外は現行のまま(つーかコレ、エラーなんじゃねぇの?:@@)。ただし、現状ではオークの呪い師にしかついていない「アングマールの」という接頭辞が、わざわざすべてのオークにつけられています。他のアーミーでも同様の例がチラホラ見られますんで、ひょっとすると名前に同じ「キーワード」を持つ兵には、共通のルールが付随するようになるのかも?

でもって、アーミーボーナスはまさにイヤらしさ大爆発! オーク以外のヒーローは全員が「怯え」持ちなので、前線各所はまさに「怯えベルト地帯」。おまけに3人のナズグルは「邪悪の先触れ」(12mv以内の敵に【勇気】-1ペナを与える)まで持ってますから、【勇気】のアベレージが3の善側アーミーにとっちゃ悪夢も同然でしょう(@@)。強さとアングマールらしさを兼ね備えたイカすアイデアで、ドワーフに見習って欲しいぐらいです。

ただアングマは、それ以前にさ。塚人の「麻痺」の魔法と陰の性能を調整しないと、さすがにアレだと思うんだけど……(><)。



モルドール

構成員
アングマールの魔王、東夷のハムール、黒の総大将、死なざるもの、影の君主、けがれ、ウンバールの騎士、裏切りしもの、ドゥイメルライク、ナズグル、シェロブ、モルグルの副官ゴスモグ、サウロンの口、キリス・ウンゴルの大将シャグラト、キリス・ウンゴルの隊長シャグラト、オークの隊長ゴルバグ、オークの隊長グリシュナッハ、“炎の呼び手”カルダッシュ、オークの隊長、オークのまじない師、オークの親方、オークの太鼓叩き、モランノンのオークの隊長、黒の守の隊長、黒の守の太鼓叩き、黒きヌメノール人の大将、モルドールのウルク=ハイの隊長、モルドールのトロルの首領、オークの戦士、オークの追跡者、狼乗り、モルグルの追跡者、モランノンのオーク、バラド=ドゥアの黒の守、黒きヌメノール人、モルグルの騎士、モルドールのウルク=ハイ、ゴルゴロスの巨獣、モルドールのトロル、モルドールの攻城弓、モルドールの投石器

アーミーボーナス:“Our enemy is ready, his full strength gathered”
戦場にいる兵の数が敵を上回っている限り、すべての兵は【勇気】に+1のボーナスを得、ダメージロールの出目1を振りなおせる。

短評
分割されたモルドールの片割れ。こちらはサウロン様がいない代わりに、極めて多彩なリストを誇っています。もとより高コストの御目様がお出ましになることは稀でしたから、こっちこそが現行モルドールの後継と言えましょうな。

アーミーボーナスも津波のようなモルドール軍に相応しく、数で敵を上回れば【勇気】が上がり……ってまた出目1リロールかよ!(><)オークにだって剣持ちミニチュアはたくさんあるのにー。

コレはひょっとしてアレか? 実は特殊攻撃「フェイント」のほうが、出目1リロールじゃなくなる説?(@@)ぶっちゃけアレも、戦闘技量が低いヤツのほうが使いやすいっていうトンチキルールだったし。それならまあ、この1リロ祭りも、わからんじゃないんだけどねぇ。どうなるコトやら。



モリア

構成員
バルログ、モリアのゴブリン王ドゥルブルズ、グロブログ、“獣の呼び手”ドゥルズハッグ、アシュラーク、モリアゴブリンの隊長、モリアゴブリンのまじない師、モリアの黒盾隊の隊長、モリアの黒盾隊のまじない師、竜、岩穴ドレイク、水中の監視者、モリアゴブリンの戦士、モリアゴブリンの太鼓、モリアの黒盾隊、モリアの黒盾隊の太鼓叩き、狼乗りの略奪者、モリアゴブリンのうろつき、コウモリの群れ、岩穴トロル、闇の中に潜む者

アーミーボーナス:“We cannot get out, they are coming”
モリアゴブリンは追い詰められた敵に対する戦闘で【戦】に+1ボーナスを得る。

短評
翻訳がアレだった「ンダバッドの黒盾隊」が「モリアの黒盾隊」に改められた以外、アーミーリストは現行と同じ……と思いきや! 地味に野生ワーグとその頭、クモの女王と大グモが脱落。おかげでケモノを対象とするドゥルズハッグの魔法はバットスォームにしか効果がなく、さらに蜘蛛ーズは他のリストでも存在が確認できていません(@@)。うーん、別にどっちも、いてよかったんじゃないかなぁ。モリアは「充分以上にコンペティティヴである」って評価だったから、削られちゃったのかしら?

実際アーミーボーナスも、ほかと比べてやや大人しめ。なけなしの【戦】2が1増えたところで、エルフやドワーフはやっぱり敵わねぇし(^^)。ただ、追い詰められた敵へのダメージロール+1を持ち、両手武器も装備可能なうろつき君にはありがたい能力で、【戦】でタイとなる人間のザコ兵にとっては、大いに脅威となるでしょう。



アイゼンガルド

構成員
サルマン、“蛇の舌”グリマ、ラーツ、ウグルク、シャルク、ヴラスク、マウフル、“狼殺し”スライダン、ウルク=ハイの隊長、ウルク=ハイのまじない師、ウルク=ハイの太鼓叩き、オークの隊長、褐色人のいくさ頭、ウルク=ハイの偵察兵、ウルク=ハイの戦士、ウルク=ハイの狂戦士、野のウルク=ハイ、アイゼンガルドのトロル、褐色人の戦士、褐色人、狼乗り、オークの戦士、アイゼンガルドの攻城大弓、ウルク=ハイの爆破隊

アーミーボーナス:“You do not know pain, you do not know fear!”
自軍が半壊状態となっても、兵数の66%が戦死するまでは【勇気】テストを行わなくてよい。

短評
アーミーリストはほぼ現行どおりですが、「Sharkey’s Rogues」が別リストとなった関係で“シャーキーと蛇”および“ごろつき”が脱落。さらに注目すべきは、現行リストにない“ウルク=ハイの太鼓叩き”が加わっていることでしょう。固有のルールが存在しなかったコマンダーボックス同梱のドラマーが、オークのそれと同じくヒーロー枠で参戦するものと思われます。

太鼓ウルク.jpg
コレね(^^)。

また、アーミーボーナスもユニークかつ非常に有用。ウルクの固体性能が高いぶん兵数が少なく、半壊せずに戦いを終えることのほうが珍しいアイゼンガルドにとって、この能力はすこぶる頼もしいハズです。ただしコレ、あくまで「半壊しても2/3が死ぬまでは【勇気】テスト免除」なのであって、「2/3が死ぬまで半壊しない」ワケじゃないんでご注意を。シナリオの勝利ポイント計算などでは、半分死んでればやっぱり半壊と見なされます。



東夷(The Easterlings)

構成員
東夷のハムール、剣豪アムドゥア、東方人の龍騎士、東方人の隊長、東方人の戦闘司祭、東方人の戦士、東方人の重装騎兵

アーミーボーナス:“No quarter was asked…”
自軍が半壊状態にあるとき、すべての東方人は【勇気】に+1のボーナスを得る。また、ダイスロールによってゲームが終了するか否かが決まるシナリオにおいて、東方人のヒーローが1人でも生きて戦場に残っていたなら、東方人側のプレイヤーは望みに反して「ゲーム終了」の結果が出たダイスを振りなおしてもよい。

短評
現行ソースブックの東方の国々ファクションは、イースターリングとハンドに分割。おかげで兵科の選択肢は狭まり、見た目もハムール以外は金ピカ一色になっちゃいましたが(@@)、反面個性は際立っていると言えましょう。その肝となるのが、非常にユニークなアーミーボーナス。不屈の闘志を燃やし、時に死ぬまで戦うことすら辞さない戦闘狂集団というイメージが、明確に裏付けられています。もちろんゲーム的にも、高い防御力と「密集隊形」のフレキシビリティで、粘り強く戦える東夷勢に好適。イマイチ人気のない東夷たちですが(><)、結構仕上がってんじゃなーい?



ハンドのヴァリアグ

構成員
ハンド人の王、ハンド人の大将、ハンド人の戦士、ハンド人の騎兵、ハンド人の戦車乗り

アーミーボーナス:The Khandish Hosts
ボウ・リミットが100%になる。

短評
日本語ソースブックはおろか、ほとんどの欧米プレイヤーからも名前を正しく呼んでもらえない、ンドの地の戦闘種族・ヴァリアグのアーミー。東方の国々から、大躍進の単独リスト化です。鉄のスクラムが自慢の東夷とは対照的に、防御こそ甘いものの機動力と打撃力に優れ、ことにチャリオットは(いまのところ)ハンドの専売特許! さらにアーミーボーナスでは、念願の100%弓兵を実現し、いままで以上に立ち回りの面白さを味わえるようになりました。モンゴルっぽい見た目も非常に個性的で、シングルアーミーを編成したくなるのも好感触ですね♪

ただ、このアーミーボーナス名は、もうちょっとなんかなかったの? 他が異常に長いぶん、テキトーにつけた感がハンパないんだけど(@@)。



蛇の軍勢(The Serpent Horde)

構成員
蛇の王スラダーン、裏切りしもの、アブラカーンの黄金王、ハシャリン、ハラドリムの王、ハラドリムの族長、ハラドリムの親方、ハラドのムーマク、ハラドリムの戦士、ハラドリムの略奪者、蛇の守、蛇の乗り手、カールナの見張り、アブラカーンの商人護衛団

アーミーボーナス:“The Scorpion’s Sting”
ボウ・リミットが50%になり、ハラドリムの戦士と略奪者は、射撃でも接近戦でもダメージロールの出目1を振りなおせる。

短評
現行のハラド&ウンバール・アーミーは、なんと3分割! そのひとつがこの蛇の軍勢で、スラダーンに率いられた「フツーのハラド」が該当します。当然、旧ハラド&ウンバールから最も多くの兵科が顔を揃えており、編成のバリエーションには事欠きません

ただ、このアーミーボーナスはちょっとナゾ。すでに旧ソースブックでも、ウォリアーが上記「構成員」中のハラド戦士以降だけで構成されていれば、ハラドのアーミーまたは同盟軍は、ボウ・リミットが50%でした。これがわざわざシングルリスト・ボーナスになってるってコトは、少なくとも現段階では、ハラドの同盟軍はボウ・リミットが通常どおり(33%)になるのでしょう。また、弓のダメージロールは毒矢の効果ですでに1リロ。つまり、接近戦でのダメージロール1リロしか新たなメリットがなく、むしろシングル編成以外では弱体化してる格好です。確かに現状でも、ハラドの50%弓は結構な脅威(とくに、裏切りしものの6mv以内=1と2リロールの場合は!)でしたから、バランス的には「さもありなん」ですが、インパクト不足は否めないかもですね。

なお、ムーマクを操る“マフードの獣使いの族長”は、ムーマク自体のアップグレードであり、ルールにも「あらゆる点で“ムーマクの御者”とみなされる」と書いてありますので、シングル編成の蛇の軍勢でも、問題なく使用可能であると思われます。



遠ハラド

構成員
マフードの王、マフードの族長、ハラドのムーマク、マフードの戦士、マフードの略奪者、遠ハラドの半トロル

アーミーボーナス:“Warrior Pride”
接近戦状態にあるマフードのヒーローから6mv以内にいるマフードの戦士は、あらゆる【勇気】テストに自動的に成功する。

短評
こちらは「ハラドのフツーじゃないほう」こと、ファー・ハラドの軍勢。これまた射撃型の近ハラドとは対照的に、飛び道具は吹き矢がせいぜいな反面、どいつもこいつも豪腕揃いの筋肉ダルマで(【防】もハラドリムより1高い!:^^)、どばーっと突っ込んでの接近戦が持ち味です。 ただし! ウォリアーの【勇気】がたったの2しかないのが泣きどころ(><)。

「だが安心しな、すぐに楽にしてやるよ」
(↑ズベン・L・ゲヌビっぽく)


というワケで導入されたのが(ぇ?)、このアーミーボーナスです。自軍が半壊して涙目なヒーローさんも、敵と離れれば「ひるむな!」で、近ければ突撃かましてやれば、意気地なしの筋肉蛮人どもも、勇気りんりんって寸法さ! 実はかつて存在し、いつの間にか消えてたスペシャルルールを、アーミーボーナスとして再実装したモノなんだけど、おかげで単独リスト化に相応しい戦闘能力を身につけることができました。ありがとう! あとはアレだ、遠ハラド族長のミニチュアを、ちゃんとフォージで出してください?

ま、そのぶん心配なのが、遠近両ハラドを混ぜて使った場合に「うっそガクッと弱くなってね?」って、なっちゃいそうなコトなんだけどね(@@)。東夷とハンドみたいに出自も見た目も違うヤツらはともかく、遠近どっちもハラドには違いないから、「近ハラドに足らない打撃部隊を遠ハラドで補いたい」って需要は、少なからずありましょうし。アーミーのアクセントとしても「ハラドの戦士すら天幕に近づきたがらない凶暴な一団」が混じってるのって、カッコいいじゃないですか!(^^)ことに兵科のバリエーションに乏しい遠ハラド側は、そういう用途にこそ向いているハズ。なのに混ぜちゃったら50%弓兵も“戦士の誇り”も諦めなきゃイカンとなったら、かなーり躊躇しません?

やっぱし、本来的にはさ。強さの根幹にかかわるような能力はアーミーボーナスじゃなく、その兵のスペシャルールとして与えるべきだと思うんですよ(ローハンのアレとかナー:@@)。ハラドに限らず、現状このボーナスは「プラスαの楽しさ」ではなく「シングル編成を強いる縛り」として機能してる側面が、ちょっと目立つような気がします。



ウンバールの海賊

構成員
ウンバールの船団長ダラミア、ウンバールの騎士、海賊船長、海賊の甲板長、黒きヌメノール人の大将、ウンバールの海賊、海賊の強奪者、海賊の弩手、黒きヌメノール人

アーミーボーナス:“The Corsairs are upon us! It is the last stroke of doom!”
海賊の兵は「背後からの一撃」を得る。

短評
旧ハラド&ウンバールから分化したアーミー:その3。遠近両ハラドとは異なり、コイツらは「なんでハラドに混じってんの?」ってカンジだったんで(><)、単独リスト化はむしろ願ったり叶ったりですね。兵科のバリエーションは遠ハラドとドッコイですが、こちらもほかのアーミーにはいそうでいないヤツらが絶妙に揃ってますんで、不思議とツマラナイ感がありません(俺だけ?:@@)。メインで使って海賊マスターを目指すのはもちろん、毛色の違うセカンドアーミーにも向いてるんじゃないかしら?

しかもアーミーボーナスがまた、非常にユニークかつ絶妙!(^^)「追い詰められた敵に対してダメージロール+1」なこの能力、卑劣な海賊のイメージそのまんまじゃーないですかっ! しかも船長と甲板長は両手武器を持てるため、モリゴブ・プラウラーと同様に「ココイチの必殺ワザ」として使うことも可能。逆にないならないで、海賊どもはゴブリンなんざメじゃないほど実戦慣れしてますから(フツーの海賊でも【戦】4の手投げ持ち、強奪者にいたっては【戦】5【回】2です!:@@)、それほど困らないし。

こういう「なくても困らないけど、あれば戦術を考えるのがちょっと楽しくなる」ぐらいの按配が、アーミーボーナスの理想だと俺様は思うんですが、どスかね?



シャーキーのならず者(Sharkey’s Rogues)

構成員
シャーキー、蛇、ごろつき

アーミーボーナス:“You do what Sharkey says.”
シャーキーの「ひるむな!」は戦場全域に作用する。加えて、10〜12人のごろつきで構成されたウォーバンドは、隊長としてのヒーローを必要としない。初期配置時などには、メンバーのうち1体が隊長の役割を担う。

短評
アイゼンガルドから分化した「ホビット庄絶対焼き払うマン」のアーミー。ヒーローがシャーキーと蛇だけなので、例によってウォリアーだけでも「心配入りません」な編成が可能となっています。

が!!

ええと、実はこの“ごろつき”どもって、邪悪側ではゴブリンと並んで最安値の、お一人様4ポイント(弓/鞭の追加でさらに1pt)なんですよ。ってコトは、例えば1000ポイント戦となる今回のThrone of Skullsにシングル編成で出ようと思ったら、1000pt−シャーキー&蛇(60pt)=940ptぶんが、コイツらになるワケよね?

弓を限界まで持たせて全員に鞭を与えても、176体必要なんですが(@@)。

そりゃー【勇気】2のヤツがこんなにいたら、このアーミーボーナスも必要になるよな(^^)。
ただそうなると、このボーナスのおかげで、半壊してもシャーキーが接敵されなければ(ぇ蛇?【勇気】2だけど、なにか?:^^)、烏合の衆がビクとも逃げないワケでー。なんかこう、結構ヤバい絵ヅラが脳裏をかすめたんですけど、きっと 気のせいだよね! うん。

ま、どうせやるヤツぁいないだろうから、それこそ「心配入らない」んだろうけっどもさ♪

あ、あとこのアーミー、今回のリストでは「シャーキーと蛇」(←2体セットで60pt)が、「シャーキー、蛇」という具合に、分かれて表記されてます。エラーなのか、はたまた将来的に別キャラとなるのか?

ハイそこ! 「どっちでもイイ」とか言わない!(><)



ゴブリン町

構成員
ゴブリン王、グリンナー、ゴブリンの記録官、ゴラム、ゴブリンの隊長、ゴブリンの傭兵隊長、ゴブリンの戦士、ゴブリンの傭兵、カタパルト・トロル

アーミーボーナス:“Down down down in Goblin-town”
各ヒーローが率いるウォーバンドは、最大人数が6人増える。

短評
霧降り山脈の歌う脂身こと、ゴブリン大王さまのアーミー。なんと『思いがけない冒険』だけでなく、『決戦のゆくえ』に登場したゴブリン傭兵ズもリストに加え……ってカタパルト・トロルもかよっ!
強ぇぇぇぇぇぇぇぇ!
(@@)

しかもアーミーボーナスでは、各ウォーバンドの最大人数が18人に増強! ゴブ町のゴブどもは全員が「けたたましい大群」を持っているため、携行武器にかかわらず支援可能(同族の頭を乗り越えたり、背中越しに攻撃したりするのだ!)ですから、ヒーローが少なくて済む=ザコに使えるポイントが増えるこの能力は脅威そのもの。おまけに記録官がいれば、毎ターン追加のゴブリンをホイホイ呼ぶこともできちゃうのです。

強ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!

いやマジで、今度のThrone of Skullsでは、コイツら大暴れなんじゃねぇの?(^^)もう善側アーミーの指揮官諸氏は、カタパルト・トロルのミニチュア発売が間に合わないように、エルベレスさまに祈ったほうがいいレベル。(答え:コンバージョン・モデルなら出場可能です!)

とはいえ! ……なんでしょう、この心の内から湧き上がる「まーゴブ町ならいっかー」感(@@)。大王様の人徳? それともどっかデタラメなアーミーのノリゆえでしょうかね? 少なくとも俺様は、ゲームバランスの心配そっちのけで、コイツら使いたくなっちゃってます。みんなもコレ使って、一緒に歌おう!

だうだうだういんごぶりんたぁ〜あぅん♪
(だうだうだういんごぶりんたぁ〜あぅん♪)



トロルたち

構成員
トロルのウィリアム(ビル)、トロルのバート、トロルのトム

アーミーボーナス:“Hold his toes over the fire, make him squeal”
(本来はビルのオプション装備である)焚き火を、追加ポイント(15ポイント)を支払うことなく使用可能。この焚き火は通常の効果(※善側初期配置エリアを除く任意の場所に設置可能で、6mv以内のトロルたちは「魔法への対抗力」と【勇気】+1を得る)に加え、軍旗とみなすこともできる。(※なおこのアーミーでは、ヒーローである3人のトロルが1つのウォーバンドを組みます)

またこのイベント(Throne of Skulls)に限り、3匹のトロルを全員アーミーに迎えたうえでなら、以下のアーミーリストに含まれる兵を追加で迎えても、上記アーミーボーナスを失わない:アゾグの狩人( Azog’s Hunters)、闇の森の暗き住人(Dark Denizens of Mirkwood)、ドル・グルドゥアの闇の軍勢(Dark Powers of Dol Guldur)、北方の荒らし主(Desolator of the North)、ゴブリン町、モリア

短評
むーりーやーりーーー!!(^^)

いや、だってこのトロールズ、3人合わせても390ポイントにしかならないんですよ? それを1000ポイント戦のThrone of Skullsで、しかもシングルアーミーとして使ってもらうために、まーいろいろとムリしてますよね。当然後段部分は、このイベント限定の特例措置。通常のゲームでこのルールを使うなら、10点ビハインドを呑んでの400ポイント戦あたりが限界でありましょう。

ではその前提で考えるってぇと、コレがなかなかに強力。【回】3【戦】7【意志】1ないし3のトロールどもに、軍旗と魔法抵抗がつくワケですから、善側としては相当イヤなハズです。ただ、このボーナスが有効な状況って、ぶっちゃけ「トロルどもを倒せマッチ」以外にはなかなかないと思うんだけど、もとよりそういうシナリオでも充分戦えるようにデザインされてるのがこの3匹なんで、ちょいとパワー過剰な気も? 

もっとも、「トーリン一行と戦うシナリオはポイントマッチじゃない」ワケですから、このボーナスも無効なハズ。逆にボロミア兄貴とか死者の皆さんが出張ってくるようなら、このぐらい屁のツッパリにもならないのかな?(^^)ポイントではなく日本円でのお値段がクソ高いこの3匹をお持ちの方は、ちょっと試してみて欲しいです。




以上、邪悪側の変更/追加点レビューでした。いやー長かった!(><)

おかげで書くのは大変だったけど、一方でwktkは止まらん勢い。果たしてこのルールを用いたThrone of Skullsの戦いは、どんな結末を迎えるのか? そしてその結果を受けて、中つ国SBGはいかなる進化を遂げるのか!? 期待して待ちたいと思います。

もちろん、またナニか新情報が届いたら、このブログやツィッターでも随時お届けいたします。ファンの皆さん、ご一緒に盛り上がりましょうぜー♪


posted by アドラヒア at 19:58| Comment(0) | LotRミニチュアゲーム・バトルカンパニー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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