2021年02月23日

#アレの間 GW版ハラド設定紹介 その8:「蛇の一撃」キャンペーン 第五章&第六章

このショルダー野郎! 俺様です。赤くないけど、最近可動範囲が狭くて泣いています。



#アレの間 に(中略)な本シリーズ、第8回の本日は、ショートキャンペーン・シナリオ『蛇の一撃』の第五章&第六章をお届け。ついにスラダーンドローズナが、決着の時を迎えますことよ!


でもまずそのまえに。恒例の補足コーナーから。 


1点目は、再びカタカナ表記についてです。ハイ、シナリオ中の固有名詞に関して、俺様またしてもやっちまいました(><)。

該当するのは、まず第一章と第四章に登場した、ハラドの「ムーラキル」(Mûrakir)。子音の「r」は基本的に弱まらないで発音されるんですが、「er」、「ir」、「ur」が語末または子音のまえにあった場合、英語の「air」と同じ発音になるんだそうで。よってこの人の名前も、正しくは「ムーラキア」でした。つーか俺様自身、ハンドル名&キャラ名が「アドラヒア」(Adlahir)じゃねぇか! なにやってんのー(><)。

さらに第3章に登場し、このシリーズ記事の最後を飾る予定の「マエソール」(Maethor)は、長音記号がないので「マエソル」が正解かも。まあそれを言ったら「トーリン」(Thorin)にも長音記号はないんで、一概に断定はできんのですがー。実はこの人、第2版時代のサプリ『戦火のゴンドール』にも名前が登場していまして、その日本語版だと……

GiF_23-34_J-4_page-0001.jpg

「マエソル」、なんですね。なんか俺様、どっかで「マエソール」の日本語表記も見たような気がするんですが(@@)、ちょっと確認できませんでしたし、恐らくその記憶よりも第2版サプリのほうが後発だと思うんで、「マエソル」に改めさせて頂きます

つーか、シナリオにも訂正が入っちゃったんで、こちらも最終回でまとめて再アップ予定です。諸々申し訳ありません。


2点目はほぼヨタ話(^^)。以前ご紹介した文書「ドローズナの物語」「蛇王の台頭」は、もう誰がどっからどう見ても、灰色のガンダルフによって記されていましたがー。

こういうの、人によっては「えー」って思うかもしれませんね。原作の、それも超ド級の重要キャラを、勝手に使ってるワケですから。

※つーか個人的には、著者であるマット・ワード氏が、こういうのノリノリにやり過ぎちゃったのも、第2版以降で設定がマイルド化されてる要因なんじゃねぇかと邪推するんですがどうか?(@@)

ただ、一応弁護をしておきますと。ガンダルフがハラドの地を訪れたこと自体は、むしろ自然です。というのは、原作の第2部『二つの塔』に、ファラミアの回想というかたちで、ガンダルフの ↓ こんな言葉が載ってるから。


『わしの名はさまざまな国でさまざまに呼ばれる。』と、かれはいった。『エルフの間ではミスランディア、ドワーフにはサルクン、今は忘れられた西方での青年時代にはわしはオロリンだった。南の国ではインカヌス、北の国ではガンダルフ、東の国には行かぬ。』とな。


「インカヌス」(“Incanus”。 「インカーヌス」の異訳あり)という南方での呼び名がある以上、少なくとも「行ったコトがある」のは間違いないってワケですね。(ついでに「蛇王の台頭」で、彼が「ハンドには行ったことがない」と語っているのも、この記述を参考にしているのでしょう)ガンダルフらイスタリが中つ国にやってきたのは第三紀の1050年頃ですから、これ以降のどこかの時点で、彼はハラドを旅していたことになるんです。

そして彼がハラドに行ったとすれば、そりゃ観光なんかじゃないワケで(^^)。秘かに南方の実情と脅威を確かめていたとすれば、この文書も納得がいくんじゃないでしょうか。

またGW版の年表では、2999年に2人の特使がウンバールを訪れ、それぞれ共闘を呼びかけています。以前も解説したように、これはガンダルフナズグールの1人と思われるのですが、恐らくガンダルフはスラダーンの活躍をその目で見たからこそ、味方に引き入れたかったんでしょう。

ですが悲しいかな、ガンダルフの願いは届かず、スラダーンはハーシャリイやウンバール諸侯とは敵対しつつも、ゴンドールへの侵攻を開始してしまうのです。まるで見えざる何ものかの手に、操られてでもいるように。


と、いうワケで! ここらで本題に移りましょう。第四章でハルミンドン要塞に立てこもるイムラヒルの軍勢に、ハーシャリイの意向を無視して攻撃を仕掛けたスラダーン、はたしてその首尾やいかに!?






蛇の一撃:第五章「ムーマク狩り」



ぶっちゃけゲーム的に言いますと、第四章のシナリオでハラド側が勝つのは、そこそこ難しいと思います。ですが物語のうえでは、スラダーンは赫々たる勝利を遂げたことになってまして、イムラヒルの軍勢はあと一歩のところまで追い込まれてしまいます。ところがこの時、本隊の野営地にムマキルが到着すると聞かされたスラダーンは、この巨獣とマフードたちを味方に引き込むべく帰還。イムラヒルの軍勢は九死に一生を得ました。

さらに、撤退進路上に別のムーマクを発見したイムラヒルは、最小限の手勢だけを率いてその撃破に挑みます。この第五章で描かれるのは、そんな「勇敢なるドル・アムロス兵 vs ムーマク」の戦いです。


蛇の一撃:第五章「ムーマク狩り」.pdf


ここではまず、シナリオ本編以前に、冒頭のスラダーンの独白が注目です。「敵兵を生贄に捧げて」とか、しれっと言ってますけど(@@)、もともとハラドにそんな風習があったとは、一連の設定のどこにも書かれていません! 唯一の例外は外からもたらされた、ハーシャリイ教団のそれと同じサウロン信仰。確かにこれまでも、敵兵に対して苛烈な言葉を吐いてきたスラダーンですが、この言葉には蛮勇を超えた不穏さが感じられますね。


一方でゲーム的には、やはりムーマクの初登場がトピックでしょう! 映画版『王の帰還』で強烈な印象を残したこの象さんたち、本ゲームでもまあ強いのなんの!(^^)移動の進路上にいる敵を片っ端から踏み潰す、それはそれは恐ろしいユニットになっています。

しかもイヤらしいのは、ハラド側の兵数があまり多くなく、ほとんどがムーマクの背かごに乗り込んでること。実はこのゲームのムマキル、ダメージを受けると味方のほうに向かって暴走する危険があるため、ハラド側にとっても扱いが難しいんです。でも本シナリオでは、巻き込まれる味方がそもそも少ないため、ドル・アムロス側は暴走からの一発逆転を狙えません。類稀なる英雄、イムラヒル閣下をもってしても、正面からのストロング・スタイルでこの化け物を屠るのは、大きな挑戦となることでしょう!




蛇の一撃:第六章「叛逆」



続く第六章では、本隊の野営地に戻ったスラダーンの動向が語られます。ことここに至り、彼は遂に長年の政敵カリッド・ドローズナと、決着をつけることになるのです!!


蛇の一撃:第六章「叛逆」.pdf


第1章でも解説しましたが、このキャンペーンでは、スラダーンとイムラヒルを除く名前つきキャラクターは、各シナリオ中で戦死すると以降は登場不可能となります。ただ同時に、俺様は「ドローズナがこの2人と同じ扱いじゃないのは、恐らくエラーである」とも、申し上げました。その理由が、ズバリこのシナリオ。GW年表では、ドローズナはスラダーンに殺害されたことになっていますので、第2章でイムラヒルやその配下に殺されて登場不能となったら、歴史が変わっちゃうワケですね。

それになにより!

これまでの因縁を考えれば、やっぱし直接対決で雌雄を決して欲しいじゃないですか! たとえシナリオの勝敗に関わらず、物語上はドローズナが死んで、スラダーンが生き残るとしてもね。

この「蛇の一撃」がスラダーンの物語である以上、たとえイムラヒルが好敵手であったとしても、ドローズナと対決するこのシナリオこそがクライマックスであると、俺様は思うのですよ!!(^^)


そして実際、シナリオの内容もクライマックスに相応しいものです。これまでの戦いを共にしてきたハラドの将たちが(生き残っていれば)一同に会しながら、誰が味方なのかは戦いが始まるまでわからない。さらに戦場にはムーマクも存在し、かなりの確率で暴走しまくります!(@@)まさに「1ターン先は闇」のカオスな戦い、ドラマが生まれないワケがありません!(^^)試合結果によっちゃあ、例えば現行版では蛇王の腹心であるラーザにしても、「実はこの戦いではドローズナについていたが、戦闘後にスラダーンの力を認めて軍門に下ったのだ」なんていう「俺ハラド史」が、紡がれちゃったりするかもですよ♪


ただしこのシナリオ、プレイ上はちょっとひと工夫する必要がありましょう。と言いますのは、奇しくも俺様が以前言ったとおり、スラダーンが善側になってるからです。単発で遊ぶぶんには問題ありませんが、キャンペーンとして遊んでいた場合、これまでずーっとスラダーンとその軍勢を使ってた邪悪側プレイヤーが、彼を使えないのは興ざめ至極。よってこのシナリオに限り、善悪の担当プレイヤーを入れ替えてやるのがイイと、個人的には思います。もちろん邪悪側が「俺が一番思い入れあるの、ドローズナだから!」ってんなら、その限りじゃありませんけどね(^^)。



と、いったところで。本日の更新はこれにて終了。次回はいよいよ、「蛇の一撃」キャンペーンのフィナーレとなる第七章「グラモルガルス強襲」をお届けします。すべてのくびきを離れ、ゴンドールの最終防衛線へ攻撃を仕掛けるスラダーン。対するイムラヒル大公も、より戦略的な勝利を目指して決死の撤退戦に臨みます。そしてスラダーンとドローズナの因縁の影に潜む、見えざる脅威の正体とは? どうぞお楽しみに!
posted by アドラヒア at 22:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。